山形のゲストハウス、こめやかた
日本のイカしたゲストハウスを、またひとつ見つけてしまいました。
KOMEYAKATA GUESTHOUSE/こめやかたゲストハウス-Yamagata/山形
米農家のご夫婦が営まれております。
ダンナさんはイギリスの方(もとは英語の先生として山形に)、
女将さんは元バックパッカー。
なんともユニークなご夫婦!
中に入って、
階段を登ると、
見事な梁が。
そして、ぼくらの部屋は忍者の部屋でした。
3人部屋で、仕切りはつい立てしかありません。
枕元のライトのカバー、子供たちが和紙で作ってくれたそうです。
この日は、たまたま"こめやかたNight"と呼ばれるイベントがあり、参加させて頂くことに。
カンタンに説明すると、宿泊者や地元の方が一緒にご飯を食べて、食や文化について考える会です。
今回は近所の養豚場の方にお越し頂き、美味しいカレー🍛、ローストポークなどを振舞って頂きました。
カレーに入っていたお肉も、よく煮込まれていて口の中でトロけました。
女将さん、養豚場のご主人が、生きるということは食べることで、
何かを犠牲にして生きているとお話しされてました。
それはたとえ感情のない植物でも同じことで、
「いただきます」と「ごちそうさま」の大切さを再確認するいい機会になりました。
こういうことを考える機会が身近にある地元の子供たちは恵まれていると思います。
東京だと、美味しいものが食べられるのは、それなりのお金を払ってるからだと思ってる人が多いです。
でも、それは違って、
根本的に作ってくれる人がいなかったら美味しいものは食べられないんですよね。
そういうイメージを持ってる人が少ない気がします。
集まったみなさんは、様々なバックグラウンドをお持ちで、
植木屋さんから魚屋さんまでいらっしゃいました。
女将さんたちの熱が伝染して、トークはかなり盛り上がりました。
今回は社会系のテーマ設定でしたが、
お手伝いに来てくれている外国人ボランティアの方の郷土料理を紹介する会などもあるみたいです。
次行くとき、どんなイベントがあるのか楽しみです!
最後に愉快な女将さんの名言をご紹介。
①「農家やってると、なかなか海外旅行には行けない。だから、外人さんに来てもらって、うちを旅先にすることにした!」
②「農家やって、ゲストハウスもやってると飲みにも行けない。だから、自宅を飲み屋にすることにした!」
と、自家製のりんご酒やワインを飲みながら。
カッコイイ。
補足:
朝食用に、「つや姫」。自分で炊く必要がありますが、食べ放題みたいです。
おわり