脱・「日本語➡︎英語」
英語を話す、書く。
このときにぼくらがやってしまいがちなのが、
日本語から英語への翻訳作業。
学校に入ってから英語を勉強し始めた人なら、
日本語の方が圧倒的にボキャブラリが豊富です。
日本語で作文すれば、非の打ち所がない。
使う語彙のレベルも高い。
しかし、英語ではそうはいかない。
ボキャブラリが足りない。
コロケーション(この目的語にはこの動詞使うでしょetc.的なやつ)もおかしい。
日本語と英語のボキャブラリのギャップでそもそももう無理ってなっちゃう。
そこで、だったらこうしてみたら?を提案したいです。
日本語➡︎英語という考え方を辞める。
日本語でも英語でも、共通の「表現したいイメージ」が存在します。
そのイメージを、日本語でも英語でも、
それぞれ表現できる範囲で表現すればいいや、ぐらいの気持ちが大事。
👇こんな感じ。
日本語➡︎イメージ←英語
(英語はボキャブラリ少ないってことで矢印細くしてみました)
例えば、
黄色いものを見ても、英語では「yellow」という単語しか知らない。
一方、日本語では「黄色」の他に「ヤマブキ色」なんかも知っている。
ただ、ヤマブキ色と説明しなきゃならないケースって結構限定的で、「黄色」で十分コミュニケーションはとれる。
要は、ボキャブラリとかの影響で発信する情報の解像度が上がったり落ちたりするだけなんだ。
仮に解像度が落ちても何が写ってるか分かりゃいいじゃん。
こんな感じで日本語と英語の運用能力に差があるってことを自覚すれば、発信力は高まると思うんです。
シンプルな表現を使う。
大事。
おわり